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CGの原点

今日は、私がCGを本格的にやりはじめるきっかけとなった本を紹介します。山本強著の「The 3D Computer Graphics」という本で、当時わかりやすく3DCGのプログラミングを書いた本として注目されCGプログラマにとってバイブルのような1冊でした。

83年に発刊された本で、レイトレーシングのレンダラーをプログラミングするきっかけとなった本です。当時Apple IIを使って球を1つレンダリングしたのですが、数日かかっていたことを思い出します。そして、この本をきっかけに光学に興味を持ち、様々なアルゴリズムを考案しました。85年にMITを去る直前に制作した作品がDreamCloudです。球の半径を乱数で変化させることで霧のような表現を実現しました。Particals手法と名づけて論文にもなりました。

dreamcloud.gif


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